妊娠やピンクゼリーを使った産み分けの成功率をアップさせるためには、妊娠しやすい“排卵日”の特定が大切になってきます。

そしてその排卵日を特定するために必要なのが“基礎体温”の知識。

基礎体温とは何なのか?計る時の注意点や、基礎体温でチェックするポイントなどもあわせて、詳しく解説していきます。

基礎体温って何?

基礎体温とは、朝起きてすぐ安静な状態で計る体温のことです。

女性の体は、女性ホルモンの影響を受けて“体温が比較的低い時期(低温期)”と“体温が比較的高い時期(高温期)”の2つが交互にやってきます。それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

低温期の特徴

“エストロゲン(卵胞ホルモン)”という女性ホルモンが分泌されている時期は、比較的低い体温が続きます。時期で言うと生理開始から排卵が起こるまでの約2週間ほどです。エストロゲンは次のような働きをします。

  • 肌や髪を美しくする
  • バストやヒップに丸みをつける
  • 代謝を良くする
  • 卵巣の中の卵子を成熟させる
  • 子宮の内側の膜を厚くする

このように女性らしさを高めると同時に、妊娠するための体の準備をしてくれます。

高温期の特徴

“プロゲステロン(黄体ホルモン)”という女性ホルモンが分泌されている時期は、比較的高い体温が続きます。低温期よりも0.5℃ほど高くなるのが一般的です。

時期で言うと、排卵が起こった後から次の生理までの約2週間ほどが高温期になります。プロゲステロンの働きには次のようなものがあります。

  • 子宮の内側の膜を厚くする
  • 体温を上げる
  • 水分や栄養を体にため込む
  • 食欲を増進させる

妊娠しやすい体をつくる他、妊娠を維持するために体の機能を調節してくれます。生理前になると食欲やむくみが増すのはこのためです。

低温期から高温期に移り変わるときに、体温が急激に下がるときがあります。このときから2~3日のうちに“排卵日”がやってきます。基礎体温を毎日計ることでこういった変化が分かりやすくなり、排卵日を特定しやすくなる、というわけですね。

基礎体温の計り方と注意点

基礎体温は普通の体温計ではなく、“婦人体温計”という専門の体温計を使います。

普通の体温計は小数点以下第1位までしか計れませんが、婦人体温計は小数点以下第2位まで計ることができ、より正確に基礎体温を記録することができます。基礎体温の計り方を、注意点とあわせてチェックしていきましょう!

①起床後、ゆっくりと体温計をとる

簡単そうに聞こえますが、実はここが一番難しく、基礎体温を計るときの一番重要なポイントです。

基礎体温は、伸びをしたり、あくびをしたり、寝返りを打つだけでも上がってしまいます。目が覚めたらなるべく動かず、体温計もゆっくりととるのがポイント。動きが少なくて済むように、体温計は枕元などに準備しておきましょう。

②体温計を口に入れる

基礎体温は口の中で計ります。下の裏側中央の根元にそっと当て、体温計の指定の時間が経つまで待ちます。この時も体温が上がらないようなるべく安静に。

③体温を記録する

計り終わったら忘れないうちに体温を基礎体温表に記入します。

基礎体温表でチェックしたい4つのポイント

二相性になっているか

これはどういうことかというと、グラフにした基礎体温が“低温期”と“高温期”に分かれているかどうか、ということです。グラフの線が一定でなくても、全体的に見て体温が二相に分かれていれば排卵が正常におこなわれていると言えます。

排卵までの期間はどうか

生理開始から排卵までは14~15日が理想と言われています。前後5日程度のズレであれば問題はありませんが、それよりも明らかに長い・短いという場合は、排卵に問題がある可能性も。

高温期の期間はどうか

高温期は妊娠を継続させるための大事な期間です。受精卵ができても、この期間が短いと妊娠が成立しにくくなってしまいます。最低でも10日間は必要で、14日あればベストです。それより短い場合はホルモン分泌に異常がある可能性があります。

高温期の体温はどうか

妊娠に大切な高温期は、期間だけではなく体温のチェックも重要です。高温期は低温気よりも、0.4℃以上の体温が理想です。それよりも低い場合は、妊娠が継続しにくくなってしまいます。

基礎体温表を見てこのようなケースが見られる場合は病院を受診してみましょう。また3ヵ月経ってもリズムがばらばら…という人も、一度検査を受けてみることをおすすめします。

妊娠・産み分けに大切な基礎体温

妊娠を望む場合は、妊娠の可能性がある“排卵日”に性交をするのが鉄則です。

産み分けでは特に、排卵日に合わせた性交の計画が大切になってきます。男の子を希望する場合は排卵当日に、女の子を希望する場合には排卵の2日前に性交をするのがベスト。「何となくこの日かな?」という考えで進めることはできません。

基礎体温を毎日計って、より正確に排卵日を特定しましょう。